日本移植学会は臓器移植を受けた患者とドナーの情報を集約する登録制度を今月スタートさせる。登録対象は脳死、生体、心停止後の移植手術を受けた患者とドナーで、移植後の合併症、社会復帰状況など約150項目を実施した病院側から電子データで報告を受ける。登録は一番多い腎臓からスタートし、肝臓、心臓、肺、膵臓などにも拡大する。過去に腎移植を実施した約230施設から１月以降順次報告を受ける。