厚生労働省が11日に公表した「介護保険事業状況報告」（2008年３月暫定版）によると、３月末時点の第１号被保険者は2751万1882人。うち要介護（要支援）認定者総数は452万7420人で、前月より１万5817人増加した。第１号被保険者に対する認定者の割合は16.5％。保険給付金総額は5130億円だった。現物給付（１月分）と償還給付（２月支出決定分）から集計したサービス受給者数は、予防介護の居宅は263万9467人、地域密着型は19万6240人、施設は82万2974人。施設サービス受給者は、介護老人福祉施設が41万2620人、介護老人保健施設が30万6635人、介護療養型医療施設が10万6564人となっている。